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2006年8月 5日 (土)

RAID-5 NAS

 以前玄人志向SATARAID5-LPPCIっていうSerialATAのRAIDカードを約5000円で買ったんだけど、FreeBSD 5.x系列ではこいつのATAコントローラであるSiliconImage Sil3114をきちんと認識しない、という話を聞いていたので永らくお蔵入りの状態だった。
 6.1がリリースされて、Sil3114をきちんと認識するようになったので使ってみよう、と思い、ちょうど1台あいていた実験君PC(AMD Duron 750MHz)に挿して起動。/var/log/messagesを読むと、ATAコントローラとしてはちゃんと認識している。
 ということで魅惑のRAID-5ディスクセットの構築を行うわけなんだけど、今回はWestern Digital WD3200SDっていう320Gbytesの3.5インチハードドライブをチョイスした。320Gbytesで1台9500円とは、いい世の中になったもんですが、RAID-5ということなんで3台購入。それぞれをSATARAID5-LPPCIのSATAポート0から順につなげていく。それぞれad4、ad6、ad8としてシステムでは認識していた。
 もともとSil3114のRAID-5はソフトウェアパリティ演算なので、BIOSでRAID-5セットにしてもシステムからそのままRAID-5ディスクとして見えるわけじゃない。だからOSのサポートする形でRAID-5セットを作ってやる必要があるんだけど、これはvinumっていうFreeBSD固有の論理ディスクマネージャを使うことで実現した。現在はGEOMフレームワークに統合されてGEOM_vinumなんて名前で呼ばれてるみたいだけど、その評判はあんまりよろしくないようです。
 ただそんなことも言っていられないので、vinum(4)、vinum(8)、gvinum(8)の各manpagesを読みつつ作業を開始。ちなみにvinum(8)はgvinum(8)に統合されたはずなんだけど、vinum(8)にあった記述のうち構築に関する記述がことごとく欠落していて、最初は構築法がわからなかったんだけど、日本語のvinum(8)にその辺の記述があったので、こいつが大いに参考になった。
 vinumディスクを構築する前にディスクを増設したときの共通作業として、fdisk->bsdlabel->newfsという一連の作業をディスク1台ずつにこなし、ファイルシステムとして使えるようにする必要があるんだけど、そいつがすんだらvinumで管理できるようにするだけで必要な設定は終了する。繰り返しになるけどこの辺は日本語のvinum(8)に記述があるので、それを探すのに苦労したなぁ。
 vinumのRAID-5として動くようになったら次はRAID-5セットを初期化するんだけど、こいつには丸1昼夜かかった。その間はバックグラウンドで初期化作業が行われるんだけど、何せソフト処理なので、その間は恐ろしくて何にもできなかった。
 そんなこんなで無事初期化が終わり、改めてnewfsするとファイルシステムとして使えるようになったわけだけど、性能自体はあんまり期待してないので、特に測定していない。とりあえずPortsからnet/samba3をインストールして、それぞれがinetd起動するようにした後、適当なsmb.confをSWATを使ってでっち上げる。ま、この辺はまだ取り立ててチューニングしていないので、OpenLDAPと連携させてシングルサインオン、なんていいかもしれない。

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