« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

2007年4月30日 (月)

ドライバ尋ねて...

 以前bt8x8のx64むけドライバを自分でビルドしてみるだなんて書いた手前、一応はトライしてみた。

 ソースを紐解いて中のドキュメントを読むと、

 デバイスドライバの製作には、Platform SDK以外にもドライバ開発キット(DDK)が必要らしいので、そいつをマイクロソフトのサイトをめぐって探す。どうやらDDK以外にもWindows Driver Kit(WDK)なるものも必要なようだが、入手にはMSDN契約を結ぶ必要があるみたい。むぅ、そんな金ないぞ。あったら普通にx64版のドライバのあるキャプチャー機器を買ったほうがお得、ということで、すっぱりあきらめる。

 ということでbt8x8のx64版ドライバを捜し求めるんだけど、ググった結果からたどったhttp://www.pctuner.ru/page-al-btwincap64.htmlところで、ようやく発見。けど、ページがキリル文字でいっぱいで何が書いてあるのやらさっぱりわからんが、とりあえずWDM Video Capture Driver for Windows x64 (By hand)というリンクに、ドライバのバイナリはあった。

 ともかく、ブツはあったのでインストールにかかる。.infを手で編集しなければならないので、同梱のreadmeを参考にパラメーターを置換していく。

 オーディオキャプチャとビデオキャプチャの2つがデバイスマネージャに登録されているんだけど、オーディオキャプチャについてはインストールできたんだけど、ビデオキャプチャについては「署名されいないドライバをロードすることはできない」ということで、Windowsのカーネルに阻まれてロードできない。どうやらカーネルパッチを当てるタイプのドライバだったようだ。

 う~む、悔しいなぁ。ここまできて何もできないだなんて。しかしオーディオはよくてビデオだけだめ、というのもなんだかよくわからん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月29日 (日)

移動プロファイルを使いたいがためにドメコンを作る

 一応Vistaの方は片がついたので、ユーザー情報のバックアップがしやすい環境をつくろう、ということを考える。

 設定の終わったところでDVDか何かにバックアップしてもよかったんだけど、どうせ「ちゃんとした」PC UNIXでSambaを動かしているんだからPDCを構築してみよう、ということで、移動プロファイル目当てにSambaをPDCにするべく設定を試みた。設定については、主に技術評論社の徹底解説 Samba LDAP サーバ構築を参考にした。

 つーことでドメコンの構築になるわけだが、今回のドメコンはごく小人数(というか自分だけ(^^);)なので、LDAPやSQLによるバックエンドデータベースは不要、Active Directoryを提供するサーバもそばにないのでKerberos認証の設定も不要、ということなので、passdb backendパラメータはsmbpasswdよりも広い設定が保管できるtdbsamを使うことにした。それ以外はごく普通のPDC設定にした。

 /etc/nsswitch.confや/etc/pam.d/systemを含めた一通りの設定が済んだところで、/usr/local/etc/rc.d samba restartとしてSambaを再起動してみる。が、うまい具合に動かない。rootにsuできないところを見ると、どうやらPAMの設定でコケているようだ。PAMについてはいまいち不勉強だったこともあるが、よくわからないままこういうところをつつくとロクなことがない、といういい勉強になった。

 幸運なことにsudoだけはなんとか動いているので、パスワード同期がらみの設定を元に戻して、ようやく元に戻った。

 これではPDCを構築している旨味が薄いので、PAMの設定を洗い直してみることにした。PAMに関する情報をググってみると、鶏頭日記(2006-05)というブログでAD連系機能の設定をした作業ログを公開しているのを発見。よく見比べてみると、設定ファイルの書き方にOSの違いが表れているようだった。どうやら、単にpam_unix.soのある行の直前にpam_winbind.soをsufficientで書けばよかっただけのようである。

 ということで、このあたりの設定を拝借してsambaを再起動してみる。今度は正常に動いているようだ。これがいま使ってるsmb.confの中身。

 ここまでの設定が済んだので、pdbeditでユーザーの移動プロファイル設定を書いたりマシンアカウントを追加したりして、Vistaをドメコンにぶら下げる準備をする。で、いざぶら下げてみるんだけど、見慣れない名前のフォルダがいっぱいできている。どうやらVistaとXP以前のWindowsでは、作られるプロファイルの中身が全く互換性がないみたいだ。フォルダに日本語名を付けられないだけ、VistaのほうがUNIXからは扱いやすいかもしれない。

 ドメコンにぶら下げることはできたが、アプリケーションやデバイスのインストールで、毎回管理者の資格情報を要求してくるようになったのはご愛嬌か。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ついにVistaに手を出す

 ついに買ってしまいました、Windows Vista。宣言どおりx64版のUltimateです。メモリと一緒なのでDSP版が買える、ということでDSP版を購入。けど、今まで動かしていたのがx86版のXPなので、当然アップグレードインストールなんてできやしない。

 というわけでクリーンインストールを行うわけですが、その前にマイドキュメントの中身をすべてNASへ移動。これがまた単純なファイル転送以外のところにも時間がかかる。転送そのものはまだいいとして、Windows付属のxcopyではいまいち不安が残る。使い慣れたtarやssh、rsyncが使えればどれだけ楽かと思うと、ちょっと恨めしい気分になる。

 そんなことはさておき、とりあえずデータが移動できたことを確認して、VistaのインストールディスクをDVDドライブに入れてPCを起動。普通にインストーラーが起動する………はずなんだが、一瞬ロード中のアニメーションが出たかと思うと、黒画面のままで沈黙してしまった。と思ったら華やかなインストーラー画面が立ち上がった。脅かすなよぉ。

 インストールの際にユーザーが入力しなければならないことは、XPのそれに比べて恐ろしく少なかった。確かにロケールやインストールするディスクの選択画面はあるんだけど、それでもXPよりは少なくなった印象が強くて、「本当にこれで大丈夫かよ?」と不安になってしまったくらいだ。

 僕の不安をよそに、Vistaのインストーラーは着実に作業を進めていく。インストール時の再起動の回数自体は変わっていないようだけど、以前よりもインストールが速くなったような気がするのは、僕だけだろうか。

 インストールが終了したら、今度は標準では認識できなかったデバイスのドライバを、Wistaがインターネットに探しに行くんだけど、グラフィックス、プリンタ、サウンドあたりのメジャーなデバイスに関しては、自動的に使えるようになった。GeForce 6600GTの64ビット版ドライバも、Vistaで導入されたWDDM準拠品が最初から使えて、ちゃんとAeroも動く。なのでSLIでゲームがやりたいとかでない限り、今のところ特に不自由は感じていない。

 改めてデバイスマネージャを開いてみると、Webカメラとテレビチューナーカードが動いていないことがわかった。カメラはLogicoolのQCam Expressなんだけど、ずいぶん昔にリリースされたもののせいか、ついにWindowsでのデバイスドライバ提供がなくなってしまったようだ。まあ、仕方ない。ほとんど利用実績のないデバイスだったから、いまさら使えないといってもあまり影響はないけど、ころあいを見て64ビットドライバのある対応品を買いなおすしかなさそうだ。

 もうひとつのテレビチューナーカードだけど、こいつのほうがはるかに難題だ。このチューナーカード、bt878というチップが乗っているんだけど、bt878にはbtwincapていうGPLv2にのっとって配布されいるWDMドライバがある。が、Latest Newsにある64bit compliant...を読むと、「ドライバは64ビットに対応しているが、バイナリリリースはしない」という衝撃の内容が書かれている。ということは、「64ビット版のドライバが使いたかったら、自分でソースを展開してビルドしろ。」ということか? なんてこった! デバイスドライバのビルドなんてやったことないぞ。

 けど、手持ちのアナログテレビキャプチャー機器ワンセグチューナーはことごとく32ビット版のドライバしかリリースされていないので、64ビット版があるというところは非常に魅力だ。たとえ画質が悪くてもね。

 というわけで、64ビット版のデバイスドライバのビルドってやつに挑戦してみますかね。できたらいいなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月26日 (木)

Vistaにしたいけど

 Vistaには興味があるけど、自称OSマニア(笑)の僕がいまいち及び腰だったりする。

 理由としては、僕が使いたいソフトウェアがVista Compatibleでないものがいくつかあるからなんだけど、そのひとつがNorton SystemWorks。使ってるバージョンは2006 Premier(Utilitiesに含まれるSpeed DiskとGhostを目当てに購入)なんだけど、去年の末にどうしようもなくなって更新サービスを1年間延長する契約をしてしまったために、今日の時点でまだ225日も更新サービスの猶予期間が残っている。これってもったいないよねぇ。

 かといって、デフラグやイメージバックアップなんかのデリケートな仕事をするソフトウェアを含むこいつを、強引にVistaで走らせるのもなんかおっかないし。Vistaは64ビット版にすることに決めているので、ウィルス対策ソフトも64ビット版じゃないと、OSを完全には保護できない。う~む、困ったぞ。

 まぁ、Speed DiskはMFTのデフラグや起動時デフラグを行う設定がないし、GhostはCD/DVDへのバックアップが難しいし、Go Backは役に立ったためしがないどころか、下手にパーティションテーブルを操作するとOSが二度と起動しなくなるといういわくつきのものだから、こいつらに未練がなければ、さっさとやめてしまってもいいかもしれない。

 かといってInternet Securityは、パーソナルファイヤーウォールがメインだけど、うちはファイヤーウォールの機能を別に分けてしまっているし、ルールもカスタマイズしているから、ファイヤーウォールがあると面倒なことが多くなるしなぁ。

 そういえば、以前ドイツのO&O Software製デフラグツールであるO&O Defragを使っていたことがあるんだけど、よく見ると64ビット版のVistaをサポートしているらしい。僕はO&O Defrag 8.0の正規ユーザーなんだが、8.xのユーザーは最新の8.6への無償アップグレードができるらしい。なんと! これは使わねば!

 ということで次はイメージバックアップツールを探すんだけど、ライティングソフトも更新する必要があるのでこれも物色していると、BHAのB's Recorder GOLD 9 BASICが64ビット版Vistaに対応していて、かつドライブ、パーティションの両方のバックアップをサポートしているようなので、これをチョイスすることに決定。上位版でサポートされている機能って、ほとんど用がないしね。

 ま、ウィルス対策ソフトくらいはNortonシリーズを使ってみようかな。とはいってもAntiVirusにしか用はないんだが。久しぶりにオンライン購入を利用すると、パスワードやIDを忘れてたりとかで、結構苦労するもんだね。おまけにFirefoxではちゃんと処理されないところなんかもあって、仕方なくIEを使うこともあったなぁ。エンドユーザーの大多数がIEを使っているご時勢を反映しているもんなのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月 5日 (木)

クールで静かにアスロンを動かすのだ

 先日故あって実験君な扱いであまり日の目を見ていなかった自作3号を,本格的なホームサーバ化するべく,余っていたAthlon 64 3500+で動かすことにした。

 Athlon 64にはCool'n 'Quietと呼ばれる省電力機構があるんだけど,ホームサーバたるもの常にフルスロットルで動かれても困る(電気代も気になるよね)ので,FreeBSDでも使えないかな? なんて思っていた。

 ということで、man -k cpuでmanpagesを検索してみると,cpufreq(4)なんていうものがあるのがわかった。カーネルモジュール化されているので、単にrootでkldload cpufreqでcpufreqモジュールをロードするとpowernow0というデバイスが認識された。起動時にこいつが毎回ロードされるよう、/boot/loader.confにcpufreq_load="YES"の一文を加えておく。

 お次はこれをどう使うかなんだけど、cpufreqのmanpagesをよく読むと「sysctl(8)で直接つつくか,/etc/rc.d/power_profile経由でパラメータを設定できる」だの「タイムカウンターのソースをTSCから変更しないと使えない」だの書いてある。

 ということなので、まずはCool'n'Quietが動く下地作りをする。まず、sysctl kern.timecounter.hardwareを実行して、実際にどれを使っているかを確認する。やっぱりTSC。一応dev.cpu.0.freqのsysctl MIBを確認してみると、2200が返ってきた。2200MHz動作ということは,やっぱりフルスロットルで動いていたらしい。

 次に何が使えるかを見るんだけど、これはkern.timecounter.choiceのsysctl MIBで確認できる。どうやらTSCの他にはi8254というものが使えるらしい。sysctl kern.timecounter.hardware=i8254を実行してタイムカウンターの参照元を変えてみた。dev.cpu.0.freqを確認してみると、今度は1000を返している。ちなみにCPUがどれだけ電気を食ってるかは、dev.cpu.0.freq_levelsも参照すれば一応目安になるようだ。1000MHz動作時は22ワットですか、ほほぅ。2200MHz時は89ワットなので、4分の一になってる計算だ。

 いま設定したパラメータを起動時に毎回セットされるよう、/etc/sysctl.confにsysctl kern.timecounter.hardware=i8254を追加する。

 で、それはさておき、今度は実際にコントロールするプログラムが必要なんだけど、これにはpowerd(8)を使うそうな。powerdをデフォルトパラメーターで動かしてもいいんだけど、/etc/rc.confにpowerd_enable="YES"を追加した後、powerd_flags="-n adaptive -i 95 -r 75"を追加して/etc/rc.d/powerd startでpowerdを起動。

 という手順を経て、ようやくCool'n'Quietが有効になったんだけど、別に取り立てて変わったようなところは見当たらないところがミソ...なのか?

 ちなみに、http://nhh.mo-blog.jp/ttt/2006/06/freebsd_cpu_9abd.htmlで、詳しく解説してくれている方がいらっしゃるので、そちらも読んでみるといいかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

3.1にしてみた

 Vine 2.6への変更はスムーズに終わったので、ちょっと欲を出して3.1相当にしてみることにした。やり方自身はハックキットを Vine 3.1 にアップデートしようで作者自身が解説されているとおりにしただけなんだけど、一番の肝であるglibcのパッチあては、丸々半日かかった。

 しかし、こんなにも時間がかかるとは思っていなかったけど、おかげで独自RPMの作り方が少し理解できたように思う。ただ、厄介なのがSPECファイル。どうやってあれを記述したものかと思っていたら、世の中には便利なものがありますな、その名もCheckInstall。普通のソースアーカイブから、半自動的にRPMやdebパッケージを生成する代物らしい。

 こう書いてても、実はまだ使ったことがないので評価のしようがないんだけど、OpenLDAPが片がついたらちょっとつついてみようと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月 2日 (月)

Vineへ変更

 いつの間にかDebian化していた玄箱のルートパーティションが満タンになっていたので、これを機に以前やりかけて止めてしまったVine Linux化をやってみた。ちょうど山下康成氏著の玄箱をハックしよう!を持っていたので、手順通りにやればすんなりできてしまった。

 おかげでftpコマンドの使いかたとかを覚えたけど、Vine化した後いつも使っていたVimをインストールしようと思ってapt-cacheしてみたら、2.6相当ではjvim-3.0しかパッケージ登録されていない。むぅ、困ったぞ。

 思い切って3.1相当へのアップグレードに挑戦してみるか?

 ちなみにシステムを入れ替えたばかりなので、中にはほとんど何も走ってない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月 1日 (日)

いまさらながらにファイル共有

 とはいうものの、P2Pの話ではなく、nfs(Network File System)のこと。いい加減メールサーバのMaildirが膨れあがってくると、バックアップやメンテだけでも大変になってくるので、いっそのこと/home以下を共有してしまおう、という古典的なやつをやってみよう、というのが今日のお題目。

 ということで、まずメールサーバ内の/home(実体は/usr/home)をNASへ移動することから始める。これにはtarを使う方法とrsync(Portsのnet/rsync)を使う方法があるんだけど、リモートホストへの同期はrsyncの方が楽、ということなのでrsyncをportinstall。

 次にメールサーバ上でrsync -aH --delete /usr/home/ NAS:/some/where/home/として同期をとるんだけど、NAS側へうまくファイルを転送しない。よく見てみると、SSHのエラーを吐いているので、/etc/ssh/sshd_configを見直してみることにした。というか、用がなかったのでここはデフォルトのままで運用していたわけだけど。

 /etc/ssh/sshd_configをみると、42行目にPermitRootLoginなる設定項目があるのを発見。バックアップ作業はroot権限で行っていたので、「そういえば、デフォルトではrootログインができないんだっけ。」ということを思い出し、ここをyesに設定して、/etc/rc.d/sshd restartとしてNASのsshdを再起動。

 rsyncに再チャレンジしたら、今度はちゃんと同期してくれた。

 次にnfsサーバの設定なんだけど、/etc/exportsはこんな感じ。

  /some/where/home -alldirs -network 192.168.0.0 -mask 255.255.255.0

 nfsdはportmapサービスも使うので、その設定もしなければならない。これは/etc/hosts.allowを編集するんだけど、このファイルの62行めあたりにrpcbindという項目があるので、自分のネットワークにあった内容でallowを付けておく。

 この状態で、/etc/rc.confにnfs_server_enable="YES"rpcbind_enable="YES"を加えて、/etc/rc.d/rpcbind startでportmapサービスを、/etc/rc.d/nfsserver startでnfsdを起動してやる。

 クライアントになるメールサーバ側で、/mntあたりに先程作った共有をマウントしてみてちゃんと処理できるかどうかを調べてみる。正常なようなので、/homeの/usr/homeからのsymlinkをunlinkして、かわりに/homeというディレクトリを置く。ここにNASからexportされたポイントを自動的にマウントするよう、/etc/fstabに書いてマウント。

 見た目全く変化はないんだけど、いざログインしてみるとリモートからファイルを取り寄せることになるので、若干(数秒程度)の遅延はある。けど、そんなことは気にならないくらいの待ち時間なので、快適さだけを享受することができるという、まさにいいとこ取りな感じだ。

 この調子でPortsツリーやdistfilesなんかを共有してしまえば、ツリーの更新なんかも一回で済みそうだけど、この辺はまだ試してない。これは次への宿題ということで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »