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2020年6月27日 (土)

DELL Inspiron 5485 開封の儀(物理)

0. ようやくリプレース

いわゆる定額給付金でPCのリプレースを画策していて、条件に見合いそうなのがレノボIdeaPad C340くらいだったんだけど、ある日AI将棋をやっている知人の@bleu48さんから

....という煽りを食らうことに。ということで、

現物はこちらである。

1. そして着弾

そして待つこと3週間、ようやく着荷した。

外観は普通の段ボール箱だ。AMDのロゴがシールで貼り付けられている。Dsc_0356Dsc_0357

まぁ、ナローベゼルな14インチモデルなので外観はずいぶん小さく感じる。Dsc_0358

2. さあ、実験を始めようか(CV: 犬飼貴丈)

ここからが本題。

さてこのモデル、同じ給付金範囲内モデルのうちこれだけWindows 10 Proで出荷可能なんだが、選んだ理由はそれだけじゃない。ある一点に目をつぶれば大化けするのだ。

その一点とはメーカー保証がなくなるということ。上でも書いてたけど。

ということで、TEAMのDDR4 2666 16GB SO-DIMMを2枚と、Kingstonの1TB NVMe m.2 SSDを追加オーダー。Dsc_0362

開封にあたってはDELLが公開しているInspiron 5485 Service Manualをよく読んだうえで、自己責任であたる必要があることに注意。
なお、トルクスドライバーは不要で、普通の精密ドライバーだけでよい。

Dsc_0363
まず、本体裏のビスをすべて外す。先の写真のうち、赤丸部分はビスのねじ山が軸より太いので、裏ブタから抜けないことに注意。

Dsc_0372
次に本体を表にむけ、隙間に「薄くて硬いもの」を差し込んで少しずつこじ開ける。コツとしては、角付近からてこの原理で少しずつ力を加えていくと開けやすい。
僕はWAVEのパーツ・オープナーを使った。

Dsc_0364
裏ブタを外したところ。メモリスロット×2、m.2スロットに刺さったNVMe SSDのほか、3.5インチHDDベイまで見える。とりあえず、今回はメモリとNVMe SSDの換装をやる。

Dsc_0369
メモリは普通にスロットに刺さっているだけなので、左右の爪を広げると簡単に外すことができる。
Dsc_0370
そしてそのまま差し替えることで終了。

Dsc_0365
メモリとSSDを抜いたところ。メモリはSamsung製、SSDはSK Hynix製の40mmサイズだった。

Dsc_0366
SSDを固定するためのナットはいちばん外側に移動してやる必要があるが、これは刺さっているだけなので
Dsc_0367
こんな感じに移動してやる。

Dsc_0371
SSDも入れ替えたところ。SSDもちゃんと固定できている。今回はやらなかったが、3.5インチHDDベイにSATA SSDを入れることもできるので、ストレージの拡張性はまだまだありそうだ。

そしてふたを閉めて起動。BIOS画面に入らないといけないので、ついでにBIOSがハードウェアをちゃんと認識しているかを確認してみる。大丈夫そう。
Dsc_0373
Dsc_0374

このままWindowsを起動してみると、メモリはちゃんと認識されていた。
Photo_20200627004502

ストレージについてはGPTかつUEFIで作られたSystemRescueCdのUSBメモリで起動してパーティションを操作してやることで、すべての領域を利用できるようになった。
操作後はこうなった。
Photo_20200627004501

3. 肝心の操作感は

いや~、ずいぶん快適になりましたよ、ええ。

2020年6月12日 (金)

久しぶりにDIYやってみた

0. 机が狭いのである

現職での悩み、それは、微妙にデスクが狭いことだったりする。

僕はノートPCに外付けLCDとキーボードを増設して2画面構成にしているんだけど、ここ最近UIの設計でペーパープロトタイピングとかをやることがあって、そのたびに微妙な机のサイズが気になっていた。

LCDとかはデスクの上にそのまま載せていただけなので、ある日「LCDをのせる小さなテーブルがあれば、その下にキーボードをしまうことができるようになっていいのでは?」と思いついた。
ただ、そういうテーブルはUSBハブとかの機能がある代わりに割といいお値段するので、「キーボードを格納するだけなら自分で作れるっしょ」ということで、つくってみた。

1. 材料

最終的に以下のとおりになった。ちなみに、すべて近所のダイソーさんでそろえた。しめて11点、1210円(税込み)也。

  • MDFボード 400×200×6 1枚
  • 直方体 8枚入り 30×60×15 1組
  • 角材 450×10×21 3本
  • ステンレス金折隅金 38mmサイズ×2 2組
  • T字金具 小 4枚入り 1組
  • 皿木ねじセット 12mm~ 1組
  • 速乾性木工用ボンド 1本
  • 張れるペーパーボード 450×300×5 1枚

2. いざ制作

最初、MDFボードに直方体を釘打ちして止めればOKっしょ、と思っていたんだけど、愛用のLogicool Wireless Keyboard K360rの横幅がちょうど400mmほどで、そのままだとキーボードが入らないことが発覚。

なので、脚を横に張り出した形にするため、急遽角材を調達。同時に金折隅金とT字金具、および木ねじも補強用に調達。

脚となる直方体と梁になる角材をボンドでくっつけた後、補強用の金折隅金をねじ止めした図がこちら。

Dsc_0338
Dsc_0000_burst20200609123820937

そして、中心部分を補強するため残りの角材をカットして中心付近に渡してねじ止め。

Dsc_0339Dsc_0340
Dsc_0341

と、ここまでやって問題発生。
中心部分の補強に使った金具を止めるために使ったねじが、天板を微妙に貫通してしまったのだ。

Dsc_0342

飛び出ているのは約1mmほどなので、金工用やすりで削り倒してしまえばよかったんだけど、ちょうど手元になくてしかたなく目隠し用にペーパーボードを貼り付けることに。
クッション素材になっていてちょうどいい目隠しになってくれた。カッターナイフで簡単に切れるのもよい。

Dsc_0345

3. そして完成へ

ひとまず形になったので設置。我ながらいい感じだ。と自画自賛。

Dsc_0346
Dsc_0347

梁の作り方をもう少し工夫したり、脚の接合部分をのみで削るとかすれば、もう少しカッコよくなったかもしれない。

 

2020年6月10日 (水)

転職して半年以上経ったのでその前後を振り返ってみる

0. そういえばもう半年以上たってた

世の中の状況もいろいろ変わってるし、転職前後の自分を少し振り返ってみることにする。

自分の場合、家族の事情や自分が当時私的に抱えていた役職なんかもあるわけで、そのあたりをつまびらかにすると収拾がつかなくなるのと、これらの対策に必要なものは、極言すると自分の待遇に行き着くので、一番わかりやすい金銭面にフォーカスして書いてみることにする。

言い換えれば、キラキラした希望とかそういうものがあっての話じゃないことは、先に断っておく。

1. 前職でのざっくりした業務

前職での僕の動き(?)はざっくりこんなところ。あえてネガティブな書き方をしているのはご了承いただきたい。

  • 1年目 : 異業種からの転職組で特に技術があるわけでもなかったので、大手SIerにフィールドエンジニアの間接派遣としてねじ込まれる(いわゆるSES要員)
  • 2、3年目 : 同上
  • 4年目 : 同上、派遣先のプロパーの張った罠に引っかかってしまったことが転機になり、「これではだめだ」とようやく必死に勉強するようになる
  • 5年目 : 同上、必死に勉強したおかげで、つたないながらも自力でAndroidアプリを公開するまでに至る
  • 6年目 : 一次受けとプロパーとの間の契約が終了したため自社に戻る、社内でなぜかAndroidの第一人者に祭り上げられる
  • 7年目 : Androidの案件が結構降ってきていたので、ひたすらAndroidの案件をやるが、それもなくなってきてWebアプリの案件もやり始める
  • 8年目 : ある案件でいきなりPLが引き抜かれて、ところてん式にプロジェクトリーダーならぬプレイングリーダーになってしまい、自爆する
  • 9年目 : 自爆の影響か再びSES要員に、しかも入場先は県外で、また間接入場
  • 10年目 : 同上、転職を決意、水面下で活動を開始
  • 11年目 : プロパー側の入場者人員整理の結果、県外SES案件が終了、転職活動の成果が実り、ついに転職

こうしてみるとこの並び、キャリア形成としては碌なもんじゃないな、というのが正直な感想。

しかも、自社に戻る理由が自社からの引き揚げ指示ではなく、相手先の人員整理が理由というのも、はたから見たらただのお荷物にしか見えないだろう。
実際そうだったんじゃないの?と言われたらそうかもしれないが。

で、自分が仕事を通じてやりたいことと、実際に自分がやれることがそのまま一致する人はそうそういないんじゃないか、とも思うけど、今から思えばその「不一致による違和感」を顕著に感じだしたのは、上記でいう8年目~9年目のさなかに起きたある事件からだったように思う。

当時、n次受けとはいえご新規のWebアプリ開発案件が舞い込んできて、どういうわけかその要件定義を行うことになったのだが、「Javaを使うということ以外何も決まっていない」ということだったので、これ幸いとJava SE 8 + Spring Bootによる開発を推して見事これが採用された。

当時の僕は、うれしさのあまり

....というツイートを残していたのだが、この案件は自分がやりたい、と願っていたにも関わらずそれが本格的に滑り出す直前、自分が外されて県外SES要員になってしまった。

前職では、半年に1回程度1 on 1を上長とやるのだが、そのときに「この(Java 8 + Spring Boot)案件はお前にやってほしかったのにな~」という発言を上長から賜った。
なお、僕を県外SES要員にした人物と同一人物である。

県外SES案件にアサインされている間に、当時町内会長を拝命していたのにまともな活動もできずに終わることになり、そのうえ家庭内の状況も悪化の一途をたどることに。

家庭から悪い話を聞いたら自宅に帰って対応をするわけだけど、会社からは交通費が月あたり1往復分しか支給されないので、残りの交通費は自腹である。これが何気に重くのしかかる。

で、あるとき異変に気が付く。極端に給料が少ないのである。

家庭の状況は悪くなる一方だが、帰ってケアに当たろうにも移動のための交通費が捻出できない、というジレンマに陥ることになる。
結果、何もできない間に状況だけ悪くなる、という悪循環に陥ることに。

2. たまたまため込んでいたエビデンス

僕は前職での給与明細をほぼすべて保管していた。
何か目的があったわけでもなく、これはもうたまたまとしか言いようがなかったんだけど、「これは何かの縁だ」と思って手元にある給与明細の棚卸を始めることにした。

今回はMicrosoft SQL Serverを使ってみた。DDLはこんな感じ。

USE [salary]
GO

SET ANSI_NULLS ON
GO

SET QUOTED_IDENTIFIER ON
GO

CREATE TABLE [dbo].[会社](
	[会社番号] [int] NOT NULL
	[会社名] [nvarchar](32) NULL
 CONSTRAINT [会社_pk] PRIMARY KEY NONCLUSTERED
(
	[会社番号] ASC
)WITH (PAD_INDEX = OFF, STATISTICS_NORECOMPUTE = OFF, IGNORE_DUP_KEY = OFF, ALLOW_ROW_LOCKS = ON, ALLOW_PAGE_LOCKS = ON) ON [PRIMARY]
) ON [PRIMARY]
GO

CREATE TABLE [dbo].[給与履歴](
	[id] [int] IDENTITY(1,1) NOT NULL,
	[支給日] [date] NOT NULL,
	[差引支給額]  AS ([総支給額]-[控除合計]),
	[総支給額] [int] NOT NULL,
	[控除合計] [int] NOT NULL,
	[基本給] [int] NULL,
	[休日手当] [int] NULL,
	[時間外手当] [int] NULL,
	[深夜手当] [int] NULL,
	[その他]  AS (((([総支給額]-[基本給])-[休日手当])-[時間外手当])-[深夜手当]),
	[出勤日数] [float] NULL,
	[休出日数] [float] NULL,
	[有給使用日数] [float] NULL,
	[普通残業] [float] NULL,
	[深夜残業] [float] NULL,
	[特別休出日数] [float] NULL,
	[特別残業] [float] NULL,
	[会社番号] [int] NULL,
	[賞与] [bit] NOT NULL,
 CONSTRAINT [給与履歴_pk] PRIMARY KEY NONCLUSTERED
(
	[id] ASC
)WITH (PAD_INDEX = OFF, STATISTICS_NORECOMPUTE = OFF, IGNORE_DUP_KEY = OFF, ALLOW_ROW_LOCKS = ON, ALLOW_PAGE_LOCKS = ON) ON [PRIMARY]
) ON [PRIMARY]
GO

ALTER TABLE [dbo].[給与履歴] ADD  CONSTRAINT [DF_新給与履歴_総支給額]  DEFAULT ((0)) FOR [総支給額]
GO

ALTER TABLE [dbo].[給与履歴] ADD  CONSTRAINT [DF_新給与履歴_控除合計]  DEFAULT ((0)) FOR [控除合計]
GO

ALTER TABLE [dbo].[給与履歴] ADD  CONSTRAINT [DF_新給与履歴_基本給]  DEFAULT ((0)) FOR [基本給]
GO

ALTER TABLE [dbo].[給与履歴] ADD  DEFAULT ((0)) FOR [賞与]
GO

早い話このテーブルに給与明細の数字をINSERTして

select
datepart(year, [支給日]) as 支給年,
sum([差引支給額]) as 差引支給額計,
sum(総支給額) as 総支給額計,
avg(基本給) as 基本給平均,
max(基本給) as 最大基本給,
sum(普通残業) + sum(深夜残業) + sum(特別残業) as 残業計,
(sum(普通残業) + sum(深夜残業) + sum(特別残業)) / 12 as 月残業平均,
(sum(差引支給額) / 12) as 月平均手取り,
count(支給日) as 明細枚数
from 給与履歴
group by datepart(year, [支給日]);

みたいなSQLで分析していくわけである。まぁ、SQL Serverを使ったのは、「あまり使ったことがないものをあえて使うことで、やれることのすそ野を少しでも広げよう」というやつである。それ以外の意味はない。

これで約10年分の給与明細を入力したところ、いくつか見えてきた。

  1. 入社後5年間は基本給が上昇していない
  2. 同様に、入社後6年間は、月平均35時間程度残業していた
  3. 入社後7年目に給与テーブル改訂が行われた関係で基本給が上がったものの、その後はじりじり減っていた
    自爆後の下げ幅が一番大きかった
  4. 県外SES要員になってからは年合計で残業が60時間だった

早い話、自分の収入は長時間残業に支えられていたわけで、残業がほとんど発生しなくなった県外SES要員になってからは、その残業ブースト分がなくなったため給料が下がった、ということだ。

残業がないこと自体は素晴らしいことなんだけど、自分の仕事にはその程度のお金しかついてこないと考えると悲しいやら悔しいやら、分析していた当時は複雑な気分だった。

3. 「これではだめだ」(通算2度目)

と同時に、前職における僕の価値とはその程度だった、ということが改めて認識できたので、「これではだめだ。システムエンジニアとしての自分はこのままだと腐るだけだし、何よりも家族を養えない」とここでようやく転職を決意。

自分のスキルの棚卸をやり、効果的な職務経歴書の書き方を調べ、履歴書を送った会社は現職を含め10社だったが、うち面接までこぎつけたのは4社ほどしかなかった。

特に、ハロワ経由で紹介されたところは、履歴書を送っても音沙汰なしのほうが多かった。法律上、求人票を出さないといけないんだろうけど、採用するつもりはないということなのか。

スキルの棚卸については、カイゼンジャーニーという本で触れられていた星取表が役に立った。
これをもとに履歴書を書き、目当ての会社に履歴書を送るのだが、n次受け案件ばかり、しかもいわゆる下流工程ばかりをやってきた自分にとっては、職務経歴書をどう書くかでとても苦労した。そのまま案件を列挙したら、数だけ多くて何をしていたのかさっぱりわからないのである。

最終的には特徴的な部分だけ切り出して短いレジュメ形式にすることで、どうにか職務経歴書の体裁を整えることができた。

そして10社目にして、ようやく採用の内定をいただくことができた。調剤薬局の社内SEというポジションである。本当に運がよかったとしか言いようがない。

4. そして転職へ

ただ、前職には転職活動をするなど一言も言わずに、すべて気が決まってから「転職するので辞めさせてください」と切り出したので、そこから(大っぴらには出さなかったものの)裏切者扱いである。

すべてが決まってから退職を切り出した理由は単純だ。SES要員としての前職に未練はなかったことと、家族を養わなければならない手前、無収入になる瞬間の発生は是が非でも回避せねばならないことだったからだ。

とはいえ会社から見たら、あてにしていた人員が抜けることで事業計画の練り直しになってしまったわけだから、「会社に損害を与えた裏切り者」とみなされても不思議ではないだろう。気にならなかったけど。

Twitter界隈でも、SESの駒になっていた人の転職では一悶着あった話ばかり伝わって来るので、SESが絡む転職では100%の円満退職なんてものは幻想にすぎないのだろう。
もっとも、相当バイアスがかかっていそうではあるが。

現職に転職した後はどうなったかというと、収入も家族との時間も満足のいくものになったし、何よりも棄民同然のSESとは違い、自分の手が届く範囲で自分の技術でひとつずつ問題を解決していくところが性に合っていた。
これも生存者バイアスと言えばそうかもしれないが。

5. 得られた学び

  • 給与明細は残しておこう、いざというときに役に立つ
  • 転職サービスは複数のチャネルを持っておこう
  • 自分の棚卸は定期的にやろう

 

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